愛媛県松山市の病院でインフルエンザの院内感染があり、入院患者3人が亡くなったとのニュースがありました。
病院内におけるインフルエンザの院内感染が原因で、入院患者24人と職員10人の計34人がインフルエンザ感染しているとのことです。

インフルエンザは感染力が強く、高熱が一気に出ることで知られていますが、
慢性的に疾患を持たれている方や、高齢者、妊婦などは、重篤化するリスクが非常に高いので注意が必要です。

インフルエンザの感染により、重篤化リスクが高いのは以下のような方です。
○高齢の方(65歳以上)
○基礎疾患を持つ方
・慢性呼吸器疾患(喘息、COPD、肺線維症、肺結核など)
・慢性心疾患(弁膜症、慢性心不全など)
・代謝性疾患(糖尿病、アジソン病など)
・腎機能障害(慢性腎不全、血液透析、腎移植後など)
・免疫機能不全(ステロイド内服など)
○妊娠中の方
○乳幼児

特に、高齢者や乳幼児は親や介護者などがしっかりと注意することが重要です。

インフルエンザ集団感染で入院患者3人死亡 松山

松山市の病院で、入院患者や職員合わせて30人余りがインフルエンザに集団感染し、このうち50代から90代の患者3人が死亡したことがわかりました。病院は院内感染と見て対策を進めています。
インフルエンザの集団感染が起きたのは、松山市にある「野本記念病院」です。
病院によりますと、今月10日から14日にかけて、20歳から99歳までの入院患者合わせて24人がインフルエンザと診断されました。
また、病院の職員10人もインフルエンザにかかり、感染した人は合わせて34人に上るということです。

感染した入院患者のうち、今月12日には51歳の男性が、14日には99歳の女性が、また、16日になって88歳の女性がそれぞれ死亡したということです。

病院によりますと、ほかの患者は快方に向かっていますが、今も12人がインフルエンザの治療を受けているということです。

病院の藤原康史院長は院内感染と見られるとしたうえで、「亡くなった患者のご冥福を祈るとともに、ご家族にお悔やみを申し上げたい」と述べました。
そのうえで、「感染拡大を止められなかったことは反省しているが、対策が不十分だったとは思っていない」と話していて、引き続き対策を進めているということです。

愛媛県では、今月に入ってインフルエンザの感染が拡大し、県は今月11日にインフルエンザ注意報を出して、手洗いなどの対策の徹底を呼びかけています。

Yahooニュース(NHKニュース)2017年1月17日