日本では、ワクチンの予防接種などの対策により、国内由来の麻疹(はしか)は排除されていますが、途上国などでは、まだまだ対策が十分ではなく、「麻疹」は毎年多くの死者を出してしまう、重篤な感染症の一つです。
先月末に関西国際空港において、海外から持ち込まれたとみられる麻疹の感染が確認され、大阪府などが注意を呼び掛けておりますが、ゴールデンウィークの海外旅行ラッシュに向けて、厚労省が注意を呼び掛けています。

特に、日本国内では26歳~39歳の世代が、WHOが推奨するワクチン接種数(2回)を受けておらず(1回の接種のみ)、ワクチンの効果が十分ではなく、海外で麻疹を罹患するリスクがあります。
また、その下の世代も全体の10%が1回のみ接種と言われており、やはり感染リスクが高くなっております。

麻疹はワクチン接種が有効な予防対策です。
海外旅行の前に、ご自身の抗体チェックをされてみてはいかがでしょうか?

ゴールデンウイーク、海外で「はしか」に注意を
厚労省、HPに感染予防のポイント掲載

ゴールデンウイーク中に海外渡航者が感染症に罹患することを防ごうと、厚生労働省は、感染予防のポイントをホームページに掲載し、注意を呼び掛けている。国内で患者報告が相次いでいる「はしか」(麻疹)については、海外で感染する可能性を挙げ、予防接種などの「事前対策が重要」としている。【新井哉】

厚労省は、感染症の発生地域や症状、予防方法などに触れ、「最も感染の可能性が高いのは、食べ物や水を介した消化器系の感染症」などと説明。日本で発生していない、動物や蚊などが媒介する病気が流行している可能性があることにも触れ、予防接種が受けられる感染症については「余裕をもって医師にワクチン接種の相談をしておく」といった対応を求めている。

特に熱帯や亜熱帯地域を旅行する際は長袖と長ズボンを着用し、虫よけスプレーや蚊取り線香を使うことを推奨。帰国時に発熱や咳、下痢などで体調に不安があったり、蚊に刺されたりしていた場合、検疫官に相談するよう促している。

また、帰国後に体調が悪くなった場合は早めに医療機関を受診し、▽渡航先▽滞在期間▽現地での飲食状況▽動物との接触の有無▽ワクチンの接種歴―などを伝える必要性を挙げている。

Yahooニュース(CBnews)/2017年4月15日