インフルエンザとノロウイルスの国内感染症情報

インフルとノロのWパンチ。子どもが集まる場所では要注意です。
家、学校、幼稚園・保育園、塾、ならいごとetcで「大人が適切な対策を徹底してあげる」「大人が適切な対策を教えてあげる」ということが大切だと思います。

インフルやノロ 東北で早くも流行

今冬の東北は、例年より早くインフルエンザやノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎の流行が始まりそうだ。既に複数の学校が学級・学校閉鎖の措置を取っており、石巻市では幼稚園と小学校で計210人が感染性胃腸炎に集団感染した。医療機関は感染予防の徹底を呼び掛けている。

岩手県では1医療機関当たりのインフルエンザ患者数(7~13日)が1.54人で、流行開始の目安となる1.0人を突破した。学級・学校閉鎖は盛岡、宮古、奥州各市に広がっている。県は16日、現方式で患者数を集計するようになった1999年以降で最も早く「インフルエンザの流行期に入った」と発表した。

仙台市太白区は、11月第1週に1医療機関当たりの患者数が急増して3.10人を記録。瞬く間に流行し、翌週には若林区を除く市内4区で1.0人を超えた。

山形県では10月、最上地域の小学校など3件の集団感染が報告されている。秋田県も「今年は流行の始まりが早い傾向にある」(健康推進課)と警戒する。

東北大病院総合感染症科の具芳明講師は「今季はインフルエンザの流行開始と予防接種の時期が重なり、接種しても抗体ができないうちに感染する可能性がある」と指摘する。

仙台市はノロウイルスの集団感染も増加傾向だ。9~11月に報告のあった10人以上の感染例は27件で、前年同期(7件)の3.8倍。泉区の幼稚園では101人が集団感染した。

宮城野区の永井小児科医院によると、感染性胃腸炎で脱水症状を起こした患者が先週以降、急増している。永井幸夫院長は「保育所や幼稚園、家庭内で感染し、患者が爆発的に増えている」と話す。

青森県では黒石市中郷小が集団感染で学校閉鎖を実施した。宮城県疾病・感染症対策室は「手洗いをこまめにし、タオルは共有しない。回復したように見えても1カ月程度はウイルスが排せつされるので十分注意してほしい」と呼び掛ける。

2016年11月20日(河北新報ONLINE NEWSより)