道場のリング、合宿所の食堂、居間をまるごと抗菌
2017年2月8日、プロレスのメジャー団体「新日本プロレス」様の道場のリングを、まるごと抗菌させていただきました。
採用の経緯
新日本プロレス様のまるごと抗菌は今年で4回目(年に1度のコーティング)を数えます。当該競技において「マット菌」と呼ばれる白癬菌(水虫の一種)は、プロレスだけでなく、柔道、レスリングなどの格闘技場において、道場の衛生管理上、選手の健康管理上、非常に重要な問題となっています。
一度、マット菌に感染した選手が出てしまうと、芋づる式に次々と他の選手に感染が拡大する危険性があります。まるごと抗菌の導入までは、マット菌による欠場や治療など、様々な影響が出ていたそうです。
新日本プロレス様では、4年前から道場のリング(マット)にまるごと抗菌を導入していただいてますが、この4年間でマット菌の感染が確認されたのは一人だけ(一回だけ)。
その選手は海外から来日した選手で、自国から菌を有していた可能性が高く、その選手から他の選手へのマット菌の感染拡大は「0(ゼロ)」という効果が出ており、選手、トレーナーから非常に高い評価をいただいています。
道場には合宿所も併設されており、選手たちが利用する食堂や居間もまるごと抗菌しております。選手たちが安心して、練習に打ち込めると、こちらもご好評いただいております。
施工写真



「まるごと抗菌」とは
デルフィーノによる独自の施工手法。
デルフィーノ専用の噴霧器を利用し、ミクロンレベルの非常に細かい粒子を、密閉された空間に充満させる事で、隙間なくデルフィーノでコーティング、接触感染を防ぐ仕組みです。
実施内容のまとめ
企業・団体 | 新日本プロレス |
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施設種別 | スポーツ施設 |
実施目的 | ・「マット菌」と呼ばれる白癬菌の感染症対策 ・接触感染による感染症予防 ・感染症対策を環境面で強化 |
対策内容 | デルフィーノまるごと抗菌コーティング |