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鳥インフルエンザの国内感染が過去最速のペースで増加

ウイルスは変異する可能性があります。
その構造上、小さな変異を繰り返すことがあります。
すぐには、ヒトへの感染リスクは少ないと思いますが、
突然変異により「ヒトへの感染」や「ヒトからヒトへの感染」をするリスクもあります。
まずは、野生の鳥、鳥の死骸やフンなどには近づかないなど、
しっかりとした情報の共有が必要です。

鳥インフルエンザの国内感染すでに30件超

大陸間を移動する渡り鳥を介して日本国内に広まる高病原性の鳥インフルエンザ。ウイルスの国内感染例は今季、11月末までで30件と過去最速のペースで増加しており、環境省など国は「過去最大規模の流行になるおそれもある」とみて、養鶏場などへ最大級の警戒を呼びかけている。

環境省によると、今月2日までに野鳥に関連して高病原性ウイルスが確認されたのは33件。1シーズンでの最多は平成22~23年の58件だが、11月末時点の件数は今季が過去最多だ。22~23年は家禽(かきん)でも9県の24農場で確認、約183万羽が殺処分されている。

今季の野鳥感染例は岩手県から鹿児島県まで、既に広範囲に及んでいる。環境省は11月21日、それまでに秋田、鳥取、鹿児島の各県で高病原性ウイルスが確認されたことから、警戒レベルを最高の「3」に引き上げ。

同省や農林水産省は、野鳥関連施設や養鶏場、全国の自治体などに監視体制の徹底を要請していた。

韓国ではこれに先立つ10月28日、野鳥から、のちに青森や新潟の家禽で確認されることになる「H5N6型」の高病原性ウイルスが採取された。同型はこれまで、日本国内では確認されていなかったという。

環境省は「ウイルス侵入自体を防ぐのは不可能で、早期に発見して拡大を抑制するしかない」と強調。野鳥が持ち込んだウイルスは小動物などが媒介して家禽に広がる恐れがあり、国は自治体と協力し、発見地点の10キロ圏内で監視を強化。死骸やふんなど汚染物の発見に努めている。

人への感染の恐れが基本的に少ない鳥インフルエンザが警戒されるのは、人から人へ感染する「新型インフルエンザ」へ突然変異する可能性があるからだ。

農水省の担当者は「鳥インフルの拡大防止には、消毒などの対策が重要。靴底に付いたウイルスを持ち込んでしまうこともあり、海外から帰った人は特に農場に近づかないでほしい」と話している。

Yahoo!ニュース(産経新聞)2016年12月3日(土) より

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