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ノロウイルス猛威、観測史上3番目の高水準

ノロウイルスが猛威をふるっています。
「警報レベル」を超えていた都道府県は10。
直近一週間で一番、感染報告が多かった宮城県においては、
警報レベルの2倍以上の感染報告があがっています。

近年は流行していなかった型が、今年は流行しているようです。

ノロウイルスは食品(牡蠣など)由来の感染は全体の6%程度と言われており、
残りは手指などを介して感染する二次感染がほとんどを言われています。

感染予防には手洗いが有効です。
正しい手洗いを徹底しましょう!

 

ノロウイルス猛威、近年ない型原因か 10都県で警報

国立感染症研究所は13日、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者報告数が直近の1週間(11月28日~12月4日)で、1医療機関あたり17・37人に上ったと発表した。最近の同期比では2006、12年に次ぐ水準で、猛威をふるっている。近年流行していなかった型のウイルスが原因の一つとみられ、免疫のない幼児が集まる保育所などを中心に集団感染も発生している。専門家は予防のため、食事や調理前などに積極的に手洗いをするように呼びかけている。

感染研によると、全国約3千カ所の小児科など定点医療機関から報告された患者数は11月から急増し、12月4日までの1週間では5万4876人。1医療機関あたりだと17・37人で、昨年同期比の3倍近くに上った。

直近の1週間で患者数が最も多かったのは宮城の45・75人で、山形(33・47人)、三重(27・71人)、埼玉(26・73人)、東京(26・64人)、神奈川(23・62人)、奈良(23・09人)、宮崎(20・83人)、千葉(20・24人)、兵庫(20・12人)の計10都県で、警報レベルとされる20人を超えた。

Yahooニュース(朝日新聞デジタル)2016年12月13日(火)

 

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