箱根の旅館でノロウイルスの集団感染の報告がありました。
従業員を媒介とした感染の疑いがあります。
日々の体調チェックはもちろんのこと、予防策として、正しい手洗いを徹底しましょう。
箱根の宿泊施設で集団食中毒、ノロウイルス検出
神奈川県箱根町の宿泊施設で宿泊客48人が下痢やおう吐などの症状を訴えました。県はノロウイルスによる集団食中毒と断定し、施設を営業禁止処分としました。
神奈川県によりますと、今月16日から19日にかけて箱根町の宿泊施設「TJK 箱根の森」に宿泊した男女48人が下痢やおう吐などの症状を訴えました。県が検査をしたところ、このうち13人の便からノロウイルスが検出され、3人が入院しましたが、いずれも退院し、快方に向かっているということです。
この施設の調理担当者など従業員の便からもノロウイルスが検出されていて、県は従業員から感染した可能性があるとみて調べています。
県はこの施設に対し、26日から当面の間、営業禁止を命令しました。